今回は皆さんご存じのTwitterの株価について調べてみました。
業績としてはやや不安が残るため、結論としてはもう少し様子を見ようと考えております。
■目的1. どのような会社か
Twitter(ツイッター)は、アメリカ合衆国、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くTwitter, Inc.のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を展開している企業です。またツイッターは「ツイート」と呼ばれる半角280文字(日本語、中国語、韓国語は全角140文字)以内のメッセージや画像、動画、URLを投稿できるサービスです。

2. つよみ
強みとして下記が挙げられます。
・ユーザー数は約4.5億人
・ツイッターはSNSの中で最も拡散力が強い
・データ収集ができる
昨今ではInsutagutamやLINEなど様々なSNSが普及しておりますが、中でもTwitterのリツイート機能は他のSNSにはないため、拡散力は特に優れております。
また、Twitterはツイートを全量取得できることから、トレンド分析や傾向分析などデータの活用が可能となっております。
例えば投資家のツイートを分析することで投資家が活発にツイートしている時間帯などが把握できます。
トランプ大統領を始めソフトバンク社長の孫さんなども利用していることから、普段関わることができないような方たちの発信を受け取ることができるのも強みだと考えます。
個人的には他SNSと比較すると、動画編集や画像加工などは必要ないため、独り言のように簡単に発信できることも強みだと考えております。

3. よわみ
よわみは、広告収入に依存していることです。
つまり収益力が弱いため、例えば最近ではTiK Tokなどの他SNSの利用者増加などでTwitterの利用者が減った場合には利益も下がることが懸念点です。
4. 株価傾向
私の中の基準として下記キーワードを中心に業績を確認し点数を算出しております。基本的に7点以上の銘柄を購入しております。

簡単に1つ1つコメントします
・EPS 近年では右肩上がりに伸びておりますが、それ以前は安定していないため「なし」としております。

・FCF EPS同様に近年では右肩上がりに伸びておりますが、それ以前は安定していないため「なし」としております。

・ROE EPS同様に近年では右肩上がりに伸びておりますが、それ以前は安定していないため「なし」としております。

・ICR 昨年度は「3.82」、TTMは「3.07」となっており基準値の10以上を満たしているため本項目は「あり」としております。
・EM 強みとして下記があげられるため「3モート」としております。
・無形資産;SNSの中でも知名度もあり拡散力では他SNSに変わりはないため強みとしております。
・高い切り替え費;SNSを併用している人は昨今では珍しくないですが、Twitter独自の強みがあるため他SNSへの切り替え費用があると考え強みとしております。
・ネットワーク効果; SNS自体がより多くの人が利用することによって価値が高くなるため、ネットワーク効果は強みと考えております。
・NPM 昨年度の数値が「42.37」、TTMが「36.39」となり基準値の20%を満たしているため本項目は「あり」としております。
・D 配当金がないため本項目は「なし」としております。
・A 基本的には法律が変わったことによる影響は少ないと考え本項目は「なし」としております。
・ST Twitterはプラットフォームに近いため、科学技術による影響を「なし」としております。
・KP 会社所属の特定の人物によって業績が大きく変わるとは考えにくいため本項目は「なし」としております。
Total6点の結果について
業績についてはやや不安が残ると感じました。収益モデルのメインが広告収入のため、若者が多く利用するYouTubeやTik Tokなどへ利用者が流れたりすると今後の業績にもやや不安が残ると感じております。

5. 株価傾向
近年では$20~$40の間を行き来しております。個人的には$40近くまでは上がると考えますが、それ以降の株価が上がるかは不安なところです。

6. 結果
今回はSNSとして有名なTwitterについて調べてみました。業績は他SNSの利用者拡大や業績にやや不安が残るため、個人的にはもう少し様子を見ようと考えております。
また、私自身はバリュー投資をメインで行っており、過去10年間分のデータを参考にしつつ、スコアを算出しております。まだまだ未熟ですが企業の分析依頼などがございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
/べみほー
